1)小型・空気清浄機は、何帖用ですか?
この空気清浄機は小型のタイプですが、比較的空気が良い場所で使用すれば、12帖でも20帖でも効果はあります。
しかし、室内の空気が悪い場合には、4帖半でも効果がない場合もあります。
一例では、夏場、汚染が酷い1帖程のトイレなどで、
前住人の使っていた芳香剤臭が壁、天井、建具、便器に付着し、そのニオイが充満していいる、
壁紙はビニルクロス、床がクッションフロアー(CFシート)などの場合には、
このCS専用の空気清浄機をいくら回しても、あまり効果は期待出きません。
まずは室内の内装材にシートなどで封止作業を行い、
その補助としてこの空気清浄機をご使用ください。
2)小型・空気清浄機、AタイプとBタイプの違いを教えてください。
化学物質過敏症対応の空気清浄機、Aタイプ、Bタイプも、どちらも本体は同じメーカーの同じ機種を使用しています。
主な違いは中のフィルターの違いにあります。
Aタイプは、中のフィルターがステンレス製で、定期的にご自身で活性炭の交換できます。
またBタイプは、フィルターが「使い捨てタイプ」で活性炭の交換は出来ません。
そのためメンテナンスコストが多少高くつきますが、交換にかかる時間は、
数分足らずで済みます。Aタイプのステンレスフィルターケースに活性炭を詰め替える場合には、
それなりに時間と手間が掛かりますが、1回の交換する費用は安くつきます。
はじめは多少手間取りますが、慣れれば問題ありません。活性炭は当社で販売しております。
3)AタイプとBタイプ、どちらが化学物質の吸着および脱臭に優れていますか?
Aタイプの場合、詰め込む活性炭の種類によっても多少効果が違います。急速運転で、
良く効かせたい場合には、活性炭をフレーク状にした方が、接触面積が多いため良く効きます。
その代わり活性炭の寿命が短くなります。
ペレット状の活性炭の場合、長持ちはしますが、接触面積が少ないため、フレーク状の活性炭より、やや効き目は落ちます。
24時間回しぱなしで、長く使いたい方は、ペレット状の活性炭がベストです。最近は、ペレット状とフレーク状の活性炭をミックスしたものを、おすすめしています。
Bタイプの使い捨てフィルターについては、中に入っている活性炭が、
フレーク状の活性炭よりももっと細かいため、急速運転で使用した時には、初めのうちはAタイプより良く効きますが、しかし寿命は短くなります。「突発的にニオイがする人が玄関に入って来た」とか、
「家族が帰宅したときに急速運転で回す」などの使い方には適しているようです。
4)小型のCS患者さん専用の空気清浄機は音はうるさいですか?
もちろん急速運転で回せば音はうるさいと思います。脱臭・吸着と、音の大きさは比例しますので、
静かに回せばその分効き目も少なくなります。「お守り」ではありませんので、室内に置いて置くだけでは効き目はありません。
5)空気清浄機の電磁波はどうですか?
もちろん電気製品なので、モーターが回れば低周波電磁波は出ます。ですが離れれば問題ありません。
また室内の化学物質の除去により、電磁波に反応する症状が激減する人が多くおられます。
化学物質を吸い続けることにより、ESの症状が現れ、CSも悪化します。
6)車に使用できる空気清浄機はありますか?
もちろん車なので、12Vから100Vに転換するアダプターは必要ですが、使えます。
また車用には、別の機種(ボルツ)をお薦めいたします。詳しいことは、お電話でお願いします。
値段は本体+フィルターでAタイプと同じぐらいです。この機種の方が、エンジンを切っても、
いちいち空気清浄機のスイッチを入れ直さなくても動きます。
最近の電化製品はデジタル化しているため、一度車のエンジンをOFFにすると、
空気清浄機のスイッチを初めから入れなおさないと作動しません。
7)空気清浄機の新品とベイクアウト品の違いを教えてください。
当社で販売している空気清浄機は、生活電化を製造しているメーカーの商材をベースに、
中のフィルターを「化学物質過敏症・対応のフィルターに取り替えています」ので、
本体が新品の場合、プラスティック臭がすると思います。
そのため当社で箱から出して、
日光が当たる倉庫内で晒した商材(ベイクアウト品)と言う、商材の販売を行っています。
ベイクアウトは季節や室温などに依って、晒す時間はその時々で違います。大手メーカーや一般家電メーカーの商材よりかは、
現在ベースに使用している空気清浄機の機種は、機械本体のプラステックなどのニオイが少ないのは確かです。
が、しかし新品は何かニオイがあると思います。
8)CS対応の空気清浄機・Aタイプまたは、Bタイプを注文しましたら、何日ぐらいで届きますか?
どちらもフィルターの在庫があれば、土日を除いて、数日で手元に届くと思います。フィルターの在庫が切れている場合には、
2週間〜1カ月ほど、納期に時間が掛かるときがあります。(5月〜9月ごろは、在庫切れの時がよくあります)
ベイクアウト品についても、ベイクアウト品の在庫切れの場合には、1〜3カ月ほどかかる時もありますが、
現在は余裕をもってベイクアウト商材を確保してあります。
9)CS対応の空気清浄機に入っている活性炭は臭いますか?キーメイトマスクが使えません。
「キーメイトマスクが臭う!」と言う人は、以外に多くいらっしやいます。その場合、
マスクに使用されている接着剤、不織布、などのニオイが、活性炭の吸い取る力より強い場合で、
活性炭は基本的には臭いません。新しい活性炭はニオイを吸い取っていますので、
ほぼ無臭ですが、ニオイがするようになったら賞味期限切れです。
粉だらけの活性炭は「粉が臭う」ということは多少ありますが、空気清浄機に装着した活性炭は、
当社で粉を飛ばしてありますので、そのようなことがありません。
しかしご自身で交換するときは、確り掃除機で吸い取ってからご使用ください。
ヤシガラ活性炭が臭う場合には、ニオイを吸い込んで飽和状態になった、使いものにならない商材です。
一般家電メーカーの空気清浄機の中に、薄い活性炭のシートやフィルターが付いて来る時がありますが、
新品の時から異臭がするものが多くあります。そのような物は吸着・脱臭には殆ど役には立ちません。
10)活性炭はどのぐらいで、交換したら良いのでしょうか?またいつ交換したらベストでしょうか?
空気清浄機の活性炭は、汚染が酷い部屋で使用しないかぎり、普通に使用した場合、
短くても1年ぐらいは長持ちいたします。ですが、室温30度以上、湿度80%以上の室内で、
エアコンも使用しないで使った場合には、1カ月で飽和状態になってしまうこともあります。
この様な事例は特殊なケースで、CS患者さんがエアコンを恐がって使わない、購入しても使えない、
などのケースに限られてきます。私の事務所や自宅などでも、色々な機種を何台も使用していますが、
交換時期は、使用カ所、機種によってパラバラですが、大体1年半から2年ほどは使えています。
活性炭がタメになった時は、空気口から出てくる空気が、ある日突然変わり始めます。
違和感が出始めたら交換時期です。活性炭が飽和状態になったことを意味します。
その状態が分からない方は、使用頻度にも依りますが、必ず1年に一度は取り替えてください。
また、汚染が酷い住宅にお住まいの方は、まず室内対策(シックハウス対策)と生活物資の見直しを行ってください。
11)一般家電メーカーの空気清浄機とパハロカンパーナで販売しているCS対応の空気清浄機の違いは何ですか?
一般家電メーカーの空気清浄機は、基本的に「埃や粉塵を取るための商材」です。
PM2.5や、それより細かいPM1ぐらいを除去するもので、ガス状物質やニオイ物質、
化学物質の吸着除去は殆ど出来ません。一般家電メーカーの空気清浄機の場合でも、
新品のフィルターの時には、多少活性炭などの吸着成分が含まれているため(一部の機種で)
そのような化学物質やニオイ物質も、多少取り除いてくれているようですが、
短くて1週間、長くて2カ月もしないうちに、ニオイの敏感な方でも効果は限定的になってしまいます。
CSの患者さんの場合は、当初から殆ど役に経ちません。
それどころか、機械本体から出てくる異臭で、全く使えないケースも多く、
新品のまま、色々な機種を何台も積んである人も多くいらしゃいます。
12)故障しますか?故障したらどうなりますか?
家電製品なので、故障することもあります。しかし機械自体シンプルなため、滅多に故障することはありません。
故障したら、必ず中のフィルターを外して、メーカーに送ってください。
1年以内なら無償修理が出来ます。数年経過しているものは、新しいものに買い替えた方が安くつくと思います。
13)エアイーサーC−100型を何台も持っています。16型との違いは何ですか?
エアイーサーが故障しましたら修理が出来ますか?元々販売していた会社からはメンテナンス部品が手に入りませんが、何とかなりますか?
当社の小型・空気清浄機の急速運転では、エアイーサーC−100型の2〜3倍以上の能力があります。
エアイーサーが故障した場合、ご自身でどこか修理をしてくれる所を見付けるしかありません。
メンテナンス品については、代替商品が当社にありますので、心配しなくても大丈夫です。
14)活性炭について、敢えてください。
活性炭の主な原材料には、ヤシガラ・木材・石炭、繊維、他などがあります。当社では、
ヤシガラを原材料にした活性炭のみを扱っております。
当社のペレット状活性炭は、粉状の活性炭を固めて粒状にしています。
またフレーク状の活性炭は、製造した炭を節に掛けて一定の大きさの物を選別した活性炭です。
また木炭活性炭の一種として備長炭などの堅い炭がありますが、活性炭は、燃料用の「炭」とは性能が全く違います。
素材を炭化し、その上で再度特殊加工を加え、高性能な多孔質を有する「吸着素材」に変化させます。
もちろん火をつければ燃えます。
また活性炭は、湿気(水分)を吸ってしまいますと、
化学物質の吸着や脱臭能力が出来なくなります(衰える)ので、
活性炭は絶対に水で洗わないでください(重要)。水分・湿度は活性炭が空気中の物質を吸着する邪魔をします。